腹腔鏡下手術・尿と病気

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腹腔鏡下手術


腹腔鏡下手術/尿と病気


     
§1  腹腔鏡下手術とは/腹腔鏡下手術/尿と病気


       泌尿器関連の腹腔鏡下手術としての対象の疾患は、保険適用疾患として副腎摘出術、腎摘出術(良性

       疾患が対象)、 腹腔内停留.摘出術、内.静脈結紮術、腎(尿管)悪性腫瘍手術、腎部分切除術、

       腎盂形成術、前立腺悪性腫瘍手術(施設認定が必要)、 腎嚢胞切除縮小術、腹腔内停留..内

       固定術など、 以前に比べて技術力の進歩向上により、 泌尿器科領域での適応の範囲は拡大しつつあ

       ります。 また、領域拡大に伴ない、日本泌尿器学会では腹腔鏡下手術の施行に関しては、泌尿器腹腔

       鏡技術認定制度を設け、一定の基準を満たした技術者に対して、認定する様になっております。











     
§2  腹腔鏡下手術の禁忌/腹腔鏡下手術/尿と病気


       
腹腔鏡下手術は患部の癒着、ヘルニア、病変が大きいなど腹腔鏡下手術では難易性の想定されるケースで

       は、絶対的禁忌や相対的禁忌として指定されている疾患があります。



       
絶対的禁忌;腹膜炎を広範囲に起こしている、腹壁への感染が認められる、出血傾向が重篤である、腹腔内

       へ播種性の疾患があるなど。



       
相対的禁忌;循環呼吸器障害、横隔膜ヘルニア、 腹腔内手術、腹膜炎の既往、腹水、病的肥満などが指定

       されております。







     
§3  腹腔強化手術手術周辺情報/腹腔鏡下手術/尿と病気


       腹腔鏡下手術はその過程でアクシデントもありえます。例えば、大血管損傷、消化管損傷などや、想定を超

       えた実態を認めた場合など考えられます。 その場合には、出血コントロールの問題などが生じてしまう可能

       性もあります。 その様なケースが出来してしまった場合には開放手術に移行しなければならないケースもあ

       りえます。 また、効果的な止血のために、切開と同時に組織を凝固できる超音波駆動メスや、バイポーラー

       型の止血装置などや、腎臓の部分切除には、血流を遮断せずに切除部分を予め凝固する、マイクロ波凝固

       装置が良く用いられております。


       手術前日は、剃毛や清拭、臍部清拭など開放手術にも備えた準備、下剤を飲みます。当日は浣腸を行い、便

       やガスなどにより腸管が膨らむ事が無いように備えます。


       術後は1日目から水分摂取、歩行が可能で、2日目からは食事の開始し、ドレーンも抜去できます。(但し、こ

       の場合は腸管を用いる手術でない場合) 問題がなければ、 通常術後4〜5日目には退院が可能となります。

       問題となりうる場合は合併症(術中合併症/臓器損傷、気腹、出血 術後合併症/腹膜刺激症状、出血、感染、

       穿孔性腹膜炎、深部静脈血栓症による肺塞栓や肺炎など)がある事です。(確認のために、患者さんの自覚

       症状、腹部の所見、発熱などが無いか、血液検査などが観察されます)












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