放射線療法・尿と病気

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放射線療法


放射線療法/尿と病気


     
§1  放射線療法とは/放射線療法/尿と病気

       
       壊変の過程で放射線を出す性質を放射能と呼び、この様な性質を持つ物質を放射性同位元素(ラジオア

       イソトープ)と呼びます。 放射性物質は壊変に際して原子核からα線(原子核から出るヘリウムの流れ)、

       β腺(原子核から出る電子の流れ)、γ腺(電磁波の流れ)を出しております。医療に使用される放射線は、

       放射性同位元素から出る放射線と、人工的に加速器で発生させる放射腺を使用します。放射線を生体に

       照射しますと、 細胞内で化学変化を起こし、電離を促がし、DNAに直接損傷を起こしたり、体内の水と反

       応し、フリーラジカルをつくり、間接的にDNAの情報を破壊します。この結果、細胞に損傷を与え、傷つい

       た細胞は死滅します。この原理で、癌細胞を死滅させる目的で放射線療法が選択されますが、大量被曝

       はまた、障害や合併症、副作用などの有害事象も報告されております。






     
§2  放射能治療装置・機器の一般的環境/放射線療法/尿と病気


       泌尿器・.関連の癌では、悪性度の高い低分化癌は、高分化癌に比べて放射線の感受性は高く、腫瘍

       が大きい場合には、放射線抵抗性癌細胞は増加するとされています。放射線はエネルギーが高い程物質を

       透化する性質は強く、効率よく深部に到達する能力も高くなります。 放射線治療の装置・機器では物理工学

       の進歩により、高エネルギーX線を発生させたり、電子線を発生できるリニアック(直線加速器)が普及してい

       ます。 小病巣に定位的に3Dレベルで確認して集光照射するものとして、ガンマナイフサイバーナイフの開

       発、更に動体追跡や呼吸同期の性能を持つ定位照射の可能なシステム、 線量集中性の良い陽子線や重粒

       子線発生装置なども開発されております。





     
§3  泌尿器・.関連の放射線療法/放射線療法/尿と病気


       放射線療法には外照射(X線、γ腺)と小線源(コバルト60)を用いた組織内照射がありますが、泌尿器・生殖

       器癌に使用されるものは前立腺癌を除いて殆んどは外照射を用いています。




      
泌尿器・.癌の放射線に対する感受性

高感受性腫瘍 セミノーマ、ウィルムス腫瘍、神経芽細胞腫、未分化胚細胞腫
中等度感受性腫瘍 扁平上皮癌、移行上皮癌、奇形癌、前立腺癌
低感受性腫瘍 腎細胞癌



       
膀胱癌;放射線療法の対象となるのは、TNM分類でT2以上の局所進行癌です。全膀胱照射と全骨盤照射

       があっり、膀胱外に病巣が懸念されるケースでは、全骨盤照射が選択されます。シスプラチンなどの併用も

       効果を高めるとして工夫されている。


       
前立腺癌;従前(1980年代)は、前立腺癌の外照射による治療成績は、前立腺全摘徐とほぼ同等の効果が

       得られると考えられておりましたが、腫瘍細胞の残存率が高い事が証明されたため、通常の外照射では腺量

       が不足している事が分かった。 ところが、その後、放射線照射技術の進歩は、周囲臓器への障害を抑え、長

       期的にみて手術と同程度の治療効果が得られる事が可能となったとされております(前立腺への集中的な高

       線量照射74〜78Gy/[グレイ]をする)。そこで、組織内照射法(経直腸的超音波と経.的テンプレートを組

       み合わせたもの)が考課されている。これは、多少の問題点(特殊装置が必要、テンプレート挿入中は可動性

       で劣るなど)はあるが、周囲組織への影響の少ない、治療効果も得られるとされている。通常、外照射として前

       立腺部に60〜70Gr[グレイ]、症例により骨盤リンパ節部に40〜50Gy[グレイ]追加照射する。


       
.腫瘍;対象はセミノーマだけである。ステージT(術後の再発予防照射/近年では、大動脈分岐部から尾

       側までを含め、傍大動脈リンパ節に対しても夫々25〜30Gy[グレイ]照射する)の5年生存率は95〜100%、

       ステージU(限局性の腫瘍に顕局敵に10〜15Gy[グレイ]追加照射)では85〜100%の治療成績である。










     
* 壊変;自然界にある原子核は、他の種類の安定した原子核に変化しますが、この変化を壊変と呼びます。


     
* ガンマナイフ;コバルト線源(201個)を配置したヘルメット状の装置で、頭蓋内の小病巣に1o以内の誤差で

     腺束を集中照射できる。脳動脈奇形などの血管病変や1〜2p程度の小さな脳腫瘍の治療に用いられる。


     
* サイバーナイフ;金属製のアーム(クレーン様)が移動し、先端の円筒形の照射口から患部に放射線を照射す

     る。病巣が動けば、照射装置は同期追跡し、自動修正するもので、Max100方向よりの照射が可能。


     
* 放射線新(旧)単位等;放射能ベクレル「Bq」(キュリー「Ci」)、照射線量クローン/キログラム「C/Kg」(レント

     ゲン「R」、吸収線量グレイ「Gy」→『補、説明1kg当たり1ジュールのエネルギーの吸収がある時の線量』ラド「

     rad」、線量当量シーベルト「Sv」レム「rem」












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